文系のための競馬予想入門

馬を走らせて速さを競わせる競馬。走る前から勝負が分かってしまうようなレースはつまらない。能力が拮抗した馬同士が勝負を競うから競馬はおもしろい。

*

レース体系を解説!競馬のクラシックレースとは?

   

クラシックレースとは、海外競馬では歴史の古い伝統的な競走のことを言います。日本国内では、競走馬が3歳時にしか出走できない皐月賞、日本ダービー、菊花賞、桜花賞、オークスの5レースを指します。このうち桜花賞やオークスは、牝馬しか出走することができないG1競走です。

クラシックレースを勝ち進み目指すは三冠馬

皐月賞、日本ダービー、菊花賞は牡馬・牝馬共に出走可能ですが、多くは牡馬によって争われるため牡馬三冠と呼ばれ、全てを制した競走馬は特に三冠馬と呼ばれています。

中山芝2000mで開催される皐月賞は「速い馬が勝つ」と言われ、東京芝2400mの日本ダービーは出走することもままならないことから「運が強い馬が勝つ」とされ、京都芝3000mの菊花賞はタフな競馬になることから「強い馬が勝つ」と言われています。

クラシックレースを勝つには全ての適性が求められる

それぞれ異なる適性が必要とされ、秋の菊花賞では夏場以降に急成長を遂げた馬の参戦も見どころです。

過去に牡馬三冠を全て制した馬はダイオライト産駒のセントライト、ヒンドスタン産駒のシンザン、トウショウボーイ産駒のミスターシービー、パーソロン産駒のシンボリルドルフ、ブライアンズタイム産駒ナリタブライアン、サンデーサイレンス産駒のディープインパクト、ステイゴールド産駒のオルフェーヴルと、僅か7頭しか存在せず、同一種牡馬による三冠馬は未だ存在していません。

牝馬限定のクラシックレース

一方、3歳牝馬限定のG1競走は、桜花賞やオークスといったクラシックレースのほか、秋に開催される秋華賞を合わせ牝馬三冠レースと呼ばれています。

開催されるコースは桜花賞が阪神芝1600m、オークスが日本ダービーと同じ舞台の東京芝2400m、秋華賞は京都芝2000mで開催されます。

かつては、エリザベス女王杯が最後の一冠として京都芝2400mで実施されていましたが、1996年に秋華賞が新設され、以降エリザベス女王杯は3歳馬だけでなく古馬牝馬も出走可能な競争となり、まさに牝馬チャンピオン決定戦となりました。

わずか4頭しかいない牝馬の三冠馬

過去に牝馬三冠を全て制した競走馬は、モガミ産駒のメジロラモーヌ、サンデーサイレンス産駒のスティルインラブ、キングカメハメハ産駒のアパパネ、ディープインパクト産駒のジェンティルドンナの計4頭となっており、やはり同一種牡馬による制覇は達成されていませんが、唯一サンデーサイレンスが牡馬牝馬共に一頭ずつの三冠馬を輩出しています。