文系のための競馬予想入門

馬を走らせて速さを競わせる競馬。走る前から勝負が分かってしまうようなレースはつまらない。能力が拮抗した馬同士が勝負を競うから競馬はおもしろい。

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レース体系を解説!競馬レースの路線とは?

   

競馬では年齢や距離、性別に合わせたレースが組まれています。

3歳でいえば、牡馬クラシック路線や牝馬クラシック路線というものがあり、牡馬であれば皐月賞、日本ダービー、菊花賞、牝馬であれば桜花賞、オークス、秋華賞に合わせたレースが中心となって組まれていきます。

全ての競走馬が目指すクラシック路線

こうしたクラシック路線で活躍した馬などは中長距離路線で今度は戦っていくことになり、その路線に合わせたレースをチョイスして戦っていきます。

これらが今の日本競馬界ではメインとなっており、大レースとして称されるレースのほとんどが中長距離路線、牡馬牝馬のクラシック路線ということになります。

現代競馬が必要とする路線

1980年代初頭までは中長距離路線しか整備されていませんでしたが、段々と路線の整備が行われていきました。

最初はマイル路線でした。マイルをメインにした競走が新設され、それに合わせたものがどんどん登場し、差別化が図られ、そこから短距離路線が整備されていきました。

次にダート路線が進化していき、性別路線では後れをとっていた牝馬路線もここ数年で一気に整備され、直近では2歳路線の重賞が増えるなどし、様々な距離でのG1が実現しつつあります。

スタミナからスピードへ

メイン路線である中長距離路線はスタミナのある馬が求められましたが、現代の競馬がスピード化し、スタミナの有無があまり重要視されなくなると、スピード重視の路線の充実が叫ばれるようになりました。

それがマイル路線、短距離路線の登場です。

日本は芝だけでなく、ダートもあるため、ダートで世界一になるためにということでダート路線が生まれました。

2歳ダート路線、3歳ダート路線がまだ不十分で、勝負するなら地方競馬の交流重賞を使わないといけないほどまだ整っておらず、この世代までは地方競馬所属の馬のほうが層としては厚い状況です。

このように路線を整備していくことは、現在手薄となっているところを手厚くしていくことにもつながります。

牝馬の活躍

牝馬路線の充実のきっかけは現役引退までの期間が延びていることです。

通常、繁殖入りのために一定の年齢を迎えたら引退、3歳時点でケガしたら早々に繁殖入りというのがセオリーでしたが、牡馬路線でも活躍する牝馬が登場したことで繁殖に入るのを後回しにし、大舞台を目指す牝馬が増えたことも牝馬路線の充実につながっています。

路線にはそれだけの需要と必要性が込められています。しかし、これでも手薄な路線がまだあり、もっと細かい路線が今後出てくる流れとなっています。