文系のための競馬予想入門

馬を走らせて速さを競わせる競馬。走る前から勝負が分かってしまうようなレースはつまらない。能力が拮抗した馬同士が勝負を競うから競馬はおもしろい。

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レース体系を解説!古馬G1レースとトライアルレースとは?

   

競馬はG1が最もレベルの高いレースです。年間に数多くG1競争は行われますが、そこに出走するためにはG2やG3のレースで賞金を稼いでおかねばなりません。

収得賞金額を稼いでおかないと、出走したいと思った場合でも多くの登録馬がいた場合は出走出来ないのです。

春のGIに向けてのトライアルレース

主なG1競争のトライアルレースとしては、3月に中京で行われる高松宮杯(G1)の前哨戦として阪神での阪急杯(G3)があります。この競争を走った約1か月後に高松宮杯があるスケジュールになっていますので、有力馬が本番前の走りをするには最適なのです。

また、4月末に京都で行われる春の天皇賞(G1)のトライアルレースとしては、3月の阪神大賞典(G2)があります。阪神大賞典は阪神の3000mの距離で行われますので、本番である京都の3200mの距離に出走する前の足慣らしとしては最適です。

また、6月に東京で行われる安田記念(G1)のステップとしては、4月に京都で行われる読売マイラーズカップ(G2)や5月に東京で行われる京王杯スプリングカップ(G2)があります。この2つの競争は、読売マイラーズカップは距離が安田記念と同じ1600m、京王杯スプリングカップは舞台が本番と同じ東京ということで、本番へのステップとしては最適なのです。

秋のGIに向けてのトライアルレース

また、秋のG1の場合は、9月の阪神のセントウルステークスは中山のスプリンターズステークスのステップとなります。セントウルステークスは夏の昇り馬と実績ある待機馬の争いとしても毎年盛り上がります。

10月に東京で行われる毎日王冠は、秋の天皇賞の前哨戦です。毎日王冠は開幕週の1800mの距離で開催されるため、内枠の先行馬が活躍する傾向にありますが、本番の天皇賞では芝も適度に傷んでくるため、差し馬の台頭もあって毎年面白いレースとなるのです。

また、春の安田記念と並んで秋のマイル王決定戦である京都のマイルチャンピオンシップのステップとしては、10月に京都の1400mで争われるスワンステークスがあります。

G1を予想するためのステップレース

こういった古馬の主なG1競争のステップ競争を見てみますと、本番のG1と全く同じ舞台というのはありません。それだけにファンとしては馬券検討がより楽しくなるのです。

一方、3歳馬のG1の場合、桜花賞の前哨戦であるチューリップ賞や、皐月賞のステップである弥生賞などは、競馬場と距離が本番と全く同じなのです。ただし、本番では競馬場未経験の馬でも好走することがよくあるのです。